エンジニアがフリーランスで稼げるのは、これまでは30代くらいまでと言われていました。
確かに若者を好むクライアントが多い状況にはありますが、近年では年齢を問わずフリーランスのニーズが高まってきています。
その影響を受けて、生涯フリーランスを続けようと考えるエンジニアが増えてきているのが現状です。
以前であれば、キャリアアップのためにフリーランスを始め、数年間働いた後は転職活動をして企業で働くのが典型的なキャリアパスでした。
その方が、将来的にも安定した収入が得られるため、安心できると考えられたからです。
しかし、近年では状況が変わり、晩年までフリーランスを続けられる可能性が生まれたことから、生涯続けようと考える人が増えてきています。
フリーランスを続けようとするエンジニアが魅力を感じているのは、ワークライフバランスを自由に変えやすいことです。
仕事に本気で取り組みたいときは集中し、それに見合った対価を得られます。
一方、思い切って1ヶ月の長期休暇を取ることも不可能ではありません。
趣味や旅行などで少し羽を伸ばしたり、休暇中に専門学校や通信教育などで勉強して自己研鑽を積んだりすることもできるでしょう。
このようにワークライフバランスを整えながら働いていけることに加え、案件も豊富にあり、収入に困らない場合が多くなってきました。
そのため、生涯フリーランスで働くことを考えるエンジニアが、目立つようになってきているのです。